平塚・大磯・二宮・中井 文化
公開日:2025.10.31
大磯の大玉柿
今年も甘く最盛期
富有や太秋など
大磯特産の大玉柿が収穫期を迎えている。大磯町落葉果樹研究会に所属する鈴木教夫さん(81)の畑では、富有や太秋、麗玉などが大きな実を色づかせている。
大磯で大玉柿づくりが始まったのは50年ほど前。日本古来から親しまれ、海外輸入品とも競合しにくいと目をつけた大磯の農家たちが研究会を立ち上げた。摘蕾・摘果により厳選した果実に養分を集中させることで、通常の1・5〜2倍近くの大きさに育てている。
鈴木さんが「柿の王様」として太鼓判を押すのが、10月下旬〜11月中旬に出回る「富有」。甘く、サクサクとした歯応えは旬だからこそ味わえるという。「先代たちが残してくれた大磯の大玉柿をもっと広めたい」と話していた。11月22日(土)には、JA湘南大磯支店で「大磯ふれあい農産物まつり」を実施。町内の柿農家の柿を販売する。
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