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平塚・大磯・二宮・中井 文化

公開日:2025.11.14

日展入選
自刻像で2度目の受賞
二宮町在住 服部憲一さん

  • 『自刻像』(右)と服部さん

 服部憲一さん(79)は自身の顔を写実的に彫り上げた『自刻像』を制作して彫刻部門で入選を果たした。2023年にも入選しており、2回目となる。

 服部さんは自らの写真を見ながら粘土を使い首から原型を形づくり、石膏にしてブロンズで仕上げた。鼻筋や額の丸み、頬の凹凸、髪の毛の質感などを丁寧に表現した。

 自らの顔と向き合いながらの制作に「正直自分良い顔だなと思った」と明るく笑い「何度受賞してもうれしい」と喜んだ。

 服部さんは同作品の制作中に脳梗塞で倒れ作品は完成したものの、利き手が不自由になり彫刻刀を扱う木彫りは難しくなってしまった。

 それでも制作意欲の尽きない服部さんは、「粘土などいろいろなものに挑戦したい」と意気込んだ。

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