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平塚・大磯・二宮・中井 文化

公開日:2025.11.14

大磯のキッズダンスチーム
小中学生が『初恋』演じる
島崎藤村作品を会話劇に

  • 稽古する子どもたち

 大磯町大磯の「sakurayaキッズダンス」に通う女子小中学生が11月29日(土)(午後2時30分〜)と30日(日)(正午〜、午後2時30分〜)に鴫立庵で、島崎藤村の詩『初恋』をテーマにした演劇「りんごの初恋」を上演する。

 大磯小学校と国府小学校の4年生7人と、大磯中学校に通う6人が参加。同ダンスチームを主宰する舞踊家の桜井美香さんが、演劇の振り付けや出演の経験をきっかけに、「子どもたちが挑戦する機会を作りたい」と発案した。

 晩年を大磯で過ごした島崎藤村の作品の中から、子どもたちに合う題材として『初恋』を選び、脚本の執筆もした桜井さん。小学生と中学生、それぞれ異なる「初恋」への認識の機微や、淡い戸惑いを、会話劇とダンスに落とし込んだ。

 大磯小4年生の萩本向日葵(ひまり)さんは、「長い台詞もあって難しかったけど、演劇は楽しい。最初の歩いていくシーンに注目してほしい」と話していた。

 「りんごの初恋」はおおいそ文化芸術祭参加作品「小さなカケラの旋律」の一つで、劇団青年団の女優によるパフォーマンス集団「スネークさん」の「終わるように始まる」と連続上演。チケットは一般2千円、25歳以下1500円、小学生1千円。

 問い合わせは桜井さん【メール】tokinokakeratachi@gmail.com。

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