平塚・大磯・二宮・中井 文化
公開日:2025.12.19
相模小50周年
2つの学び舎 紡ぐ思い出
平塚市立相模小学校(比企祐紀子校長)は、創立50周年を迎えた12月9日、同校体育館にて記念式典を開催した。地域住民や保護者が出席し、学校の記念日を祝った。
前校舎も登場
式典は二部構成で行われた。第一部「オープニングセレモニー」では、開会の言葉に続き、移転前の相模小の校舎や児童の写真のスライドショー動画が放映されると、懐かしむ児童の声が上がるなど、同校の歴史を振り返る時間となった。
あいさつに立った比企校長は、「地域の皆さまに見守られて私たちは安全に学校で勉強することができています」と地域への感謝を示した。
1976年開校
相模小学校は1976年4月に旧神田中学校の校舎を利用して、神田小学校に隣接する形で、市内で22番目の小学校として開校した。大神・吉際・田村地区の一部の児童が通学している状況だったが、通学児童の多くが住む大神地区に小学校がないことから、学区の再編や隣接状況の解消を求める要望が地域住民から寄せられて、2022年4月には現在の新校舎となった。これまでに4413人の卒業生を送り出してきた。
校長は地域性を生かした取り組みも活発で、田植えや稲刈り、キャンプや公民館まつりへの参加など、学校が地域に根付いていることも話した。
児童が町おこし
来賓紹介とPTA会長による祝辞、記念品紹介に続き、児童代表の6年生が、記念事業として取り組んできた「かるた作り」と「オリエンテーリング」について発表した。地域の魅力の再発見や、相模地区の町おこしを目的に夏休み明けから進めてきた成果を動画や劇で披露した。
式典に参加した6年1組の伊藤蒼介さんは「相模小の50年の歴史とともに歩んできた地域の素晴らしさを伝えられるオリエンテーリングマップを作って見せます」と話し、6年2組の遠藤琉也さんは「応援されるかるたの完成を目指すと同時に、今後何十年もみんなに愛され、遊んで学べるかるたになってほしい」と話した。
第二部「記念コンサート」では、4年1組による合唱や音楽団体「フラワービート」によるコンサートで会場は祝福ムードに包まれた。
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