夕暮れ時の高来神社を竹製の灯篭で照らす「大磯高麗山竹あかりフェスタ」が、11月9日と10日に催された。参道に150本以上の竹あかりが並ぶ幻想的な光景に、多くの来場者がうっとりと見とれていた。
地域の芸術祭やライトアップイベントを彩ってきた竹あかりの文化を残そうと発足した「大磯竹あかり倶楽部」(吉竹幸雄代表)主催のイベント。参道の両脇を彩った竹あかりは、町内の竹林から切り出した竹に穴をあけて様々な模様を彫り、内側からろうそくを灯したもので、同倶楽部の開いたワークショップで地域の親子らが製作した。神社の境内には軽食や竹細工などの出店が並び、10日にはライブも開催。柔らかな光をたたえる竹あかりに親子や女性グループから「きれいね」「どうやって作ってるんだろう」と感動の声があがった。吉竹代表は「皆さんと一緒に盛り上げて、年1回、神社の秋まつりとして定着していければ」と話している。
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