老欅荘の自筆図も 都内在住、蓑原氏が松永耳庵縁の品を寄贈
電力王・松永耳庵が、別荘「老欅荘」の増改築に携わった故・蓑原善次郎氏に送った書や茶杓など10点が、小田原市に寄贈された。
寄贈したのは善次郎氏の次男で都市プランナーの蓑原敬氏らで「父に縁のある松永記念館に寄贈するのが最適」と申し出ていた。寄贈品の中には、耳庵が善次郎氏に送った老欅荘の部屋のイメージ図などもある。
善次郎氏は老欅荘のほか、耳庵が東京目白の椿山荘に寄贈した茶室「長松庵」の現場監督を務めていた。
寄贈品8点を26日まで展示
松永記念館では耳庵の没後40年にあわせ26日(日)まで、蓑原氏からの寄贈品8点を特別展示中。開館時間は午前9時から午後5時。入場無料。
問合せは郷土文化館【電話】0465(23)1377。