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小田原・箱根・湯河原・真鶴

公開日:2011.07.16

遺児基金へ700万円超
尊徳ゆかりの地、相馬市の震災遺児へ支援続く

  • 募金箱へは毎日、市民の善意が寄せられている

 小田原市が窓口となり、5月から募っている福島県相馬市の震災遺児基金への募金が、7月11日までに703万4,234円となった。小田原市ではすでに700万円を相馬市へ送金している。



 市役所や各支所の募金箱に集まった総額は6月15日現在で46万4,195円。企業や自治会、PTAなどの団体からの寄付は7月11日現在で35件に上り、総額は657万39円となった。



 相馬市は小田原生誕の偉人、二宮尊徳が農村を立て直すために赴いた土地として縁が深いことから、小田原市では「直接的な支援」の一つとして力を入れている。震災遺児基金へは全国、海外から7月11日までに1億7千900万円が寄せられている。「一つの自治体で募金に関わる人数は小田原市が最も多く、感謝しています」と相馬市職員は謝辞を述べた。



 基金を財源とし、相馬市では東日本大震災で両親や片親を亡くした18歳の年度末までの遺児に対して毎月3万円を支給している。震災後に生まれた子どもも含め、支給対象となる遺児は現在49人。さらに、大学卒業までの資金援助を検討中で、3億円の財源が必要となるという。

 

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