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公開日:2012.06.23

相洋女子ソフトテニス
6年ぶり団体でIH(インターハイ)
個人戦でも3ペアが出場

  • 個人・団体で優勝を果たした

 相洋高校女子ソフトテニス部(帆足仰(ほあしあおぐ)顧問)が、9日から16日に小田原テニスガーデンなどで開催されたインターハイ団体戦の県予選で6年ぶり4度目の優勝を飾った。個人戦でも3ペアがベスト8に入賞、8月に行われるインターハイに出場する。



 団体戦を戦ったのは和田夏実主将、露木あやめさん(3年)、秋元海星(みお)さん、山田ひかるさん、徳田杏菜さん(2年)、後藤理子さん、鍋倉由希さん、帆足真鈴(ほあしまりん)さん、檜山ちはるさん(1年)。2日間の予定の県予選は雨のため2週に渡る戦いに。和田主将は「1週間延びてプレッシャーになった」と振り返る。



 予選ブロックでは相手を無得点に抑える圧倒的な強さを見せつけ、強豪4校がぶつかる決勝リーグに進出。悪天候に見舞われ、強く打つとボールが浮き、アウトになってしまうという状況に苦戦した。本来「打つチーム」の同部だが、相手に打たせるテニスに切り替えた。「とにかく我慢して打ち続けた」と山田さん。徳田さんは「甘いボールをミスなく決めきることができた」と勝因を話す。山場は2対戦目の小田原高校戦。互いに1勝同士、優勝をかけた一戦となった。先に1敗を喫し後がない状況の中、和田主将・後藤さんのペアがゲームカウント1―3の大劣勢から粘りをみせ、逆転勝ち。2―1で試合を制し、リーグ戦3勝を決め優勝を果たした。小田原高校は2位だった。



 秋元さんは「皆で支えあえた」と話し、露木さんは「団体での出場が入学した時からの目標だった。チームが一つになって嬉しかった」と笑顔を見せた。和田主将は「各ペアが勝つことに意味があった。団体で勝てたことは大きい」と大会を振り返った。



山田・徳田ペア個人戦で優勝



 個人では山田さん・徳田さんのペアが、小田原高校の高宮愛さん・菊地栞さん(3年)をやぶり優勝。山田さんは「県で1位として出場する。レベルが高い学校にも、自分たちのテニスで戦いたい」と表情を引き締めた。



 また和田主将・後藤さん、杉山梨江さん(3年)・二梃木(にちょうぎ)葉月さん(2年)の各ペアがベスト8で、小田原高校の高宮さん・菊地さんは準優勝でインターハイに出場する。

 

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