柔術キッズ4連覇 総合格闘技ジムroots(ルーツ)の2人が日本一
寝技主体の関節技や組技を競う格闘技、ブラジリアン柔術の第6回全日本キッズ選手権大会が16日、都内で行われた。小田原の総合格闘技ジムroots(佐藤ルミナ代表)所属の蘆名(あしな)篤(あつ)くん(黄橙帯/報徳小6年)と立川潤くん(白灰帯/大窪小6年)がジュニアライトフェザー級で優勝。篤くんは第3回大会からの4連覇となった。
7年前に同ジムに入会した篤くん。遊びたい盛りの年頃だが「相手をタップ(降参)させるのが面白い」と、多い時には柔術のほかに、総合など週6日の練習に励む。決勝では、デビュー戦で秒殺された因縁の相手と対戦。「緊張するよりも『やってやる』と気合が入った。普段よりも動けて勝利できた。今まで勝った中で一番嬉しかった」と振り返る。
今回初優勝した潤くんは柔術歴2年。「ぎりぎりだったけど優勝できて嬉しい。遊びたいけど先生との練習が面白い」と笑顔で話した。
ジム代表の佐藤さんは「子どもらしい生活をキープしながら、また次の目標に向かって頑張ってほしい」とコメントした。