高校総体 檜舞台で大活躍 城北工 相洋が上位に
7月29日から8月2日まで行われた北信越かがやき総体で、市内の小田原城北工業高校と相洋高校の陸上競技部が出場。優勝・入賞の活躍を見せた。
投てき総合で念願の日本一
城北工高の山内愛さん(建設科3年)は投てき3種目に出場。やり投げは自己新記録の52m84で2位、円盤投げが42m24で4位、砲丸投げが13m24で3位と大活躍。惜しくも各種目で優勝することはできなかったが、総合フィールドの部で、念願の優勝を勝ち取った。山内さんは「やり投げはもっといくかと思ったけど、全力で投げられ、すっきりした。最終日の砲丸は体力的にきつかったが、その中ではよくやれたと思う。やっと日本一を取れた。まだ実感はないけれど、これで城北が活気付けば嬉しい」とコメント。陸上部顧問の鈴木充教諭は「普通の子では中々できない。辛いが楽しい3年間だった」と話した。山内さんは22日から行われる日中韓ジュニア交流競技会と10月開催の日本ジュニア選手権にも出場する。
男女リレーで伝統守り入賞
相洋高校はリレー種目で伝統の強さを発揮。男子400mリレー(3位)、同1600mリレー(4位)、女子1600mリレー(7位)で入賞を果たした。
男子400mリレー(今野恭佑君=1年、林大生君、中嶌佑太君、徳山黎君=すべて2年)は「ベストタイムを出していたら優勝が狙えた」(徳山君)レースだったが、全体的にバトンパスでタイムロス。それでも表彰台の一角を射止めた。
1600mリレー(油井睦樹君=3年、林君、中嶌君、徳山君)は3位でバトンを受けたアンカーの徳山君が残り300mで首位に躍り出るも、前半の飛ばし過ぎがたたり、残り100mで失速。4位で涙を飲んだ。
女子1600mリレー(田井茜さん=3年、久家由貴奈さん、菊池瑠依奈さん、杉崎ゆうなさん=全て2年)は、3位のタイムで決勝に進出。相洋の伝統をしっかり守った。決勝は「自分たちのリズムで走れず」(菊池さん)、7位に終わった。銭谷満顧問は「男女とも若いチームなので来年に期待したい」と話した。
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