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公開日:2013.01.05

小田原市
食品の放射性物質を検査
今月7日から予約受付

  • 簡易型ガンマ線スペクトロメーターにより検査が行われる

 小田原市では食品の放射性物質汚染に対する不安を解消するため、放射性物質検査機器を活用した食品の検査を今月15日(火)から開始する。予約受付は7日(月)から。



 市内在住の人が対象で検査は無料。依頼のあった食品内にどのくらい放射性物質が含まれるかを算定する。厚労省が定める一般食品の基準値は100Bq/kgで、今回の検査では25 Bq/kg以上のものについて数値が示される。



 この検査では販売を目的としない家庭菜園で穫れたトマトやきゅうり、自分で釣った魚など自家消費用農産物が対象となる。検査項目は「セシウム134」と「セシウム137」の2種類。市場に流通している食品は出荷制限などの措置がとられ、安全性が確保させているとの考えから対象外。1、2週間ほどで検査結果票が郵送され、同時に個人情報を除いた上で、概要は市ホームページでも公表される。



 東日本大震災後の昨年5月頃から子育て世代の母親や家庭菜園を楽しむ人を中心に問合せがあったため、消費者庁の検査機器の無償貸与を受け、今回初めて検査実施に踏み切った。



 検査申込みは環境保護課公害対策係の申込み専用ダイヤル【電話】0465・35・6017に事前予約の上、検査当日は検体を持参。問合せは同係【電話】0465・33・1482まで。

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