北條五代祭り 城周辺が時代絵巻に 本日3日、新企画や関連イベントも多数
城下町小田原最大の観光イベント「北條五代祭り」が本日5月3日(金・祝)、開催される。約1800人の武者行列が市内を練り歩き、駅周辺はひととき戦国時代さながらの風景を演出する。主催は小田原市観光協会。
祭りは午後0時15分からの北條氏縁の11市町村の首長による「北條五代ふるさとサミット」で開幕、開会セレモニーに続く出陣式の後、まち衆隊と武者隊のパレードが始まる。北条早雲公には今年も俳優で小田原ふるさと大使の阿藤快さんが扮する。時間はともに午後1時30分から、まち衆隊は大工町交差点を、武者隊は馬出門土橋前をスタートする。周辺道路では午後0時30分から3時30分まで車両交通規制があるので注意が必要。
6代目・風魔小太郎を決定
骨董市やジャズフェスタなど
今年は祭りを盛り上げる新企画が数々登場。午後0時40分からは6代目・風魔小太郎の称号をかけて「天下一忍者決定戦」が行われる。健脚自慢の100人が、馬出門―学橋間約150mを全力疾走する。1時20分からは三の丸憩いの広場を舞台に、女性が騎手の騎馬戦「平成小田原大合戦」が繰り広げられる。
また城址公園では祭りに関連したイベントを多数予定。祭りに先がけ4月28日から始まっている「北條六斎市」は6日(月)までの開催。午前10時〜午後5時まで、二の丸広場と銅門広場に約100店舗の骨董市や縁日が並ぶ。3日と4日(土)には12の友好都市からの名産品が集まる「第18回小田原城名物市」が二の丸広場で、4日〜6日にはプロのミュージシャンによるジャズフェスタが銅門広場で、それぞれ開催される。さらに小田原駅西口では、巨大兜と陣羽織を装着した北条早雲公がお目見え、祭りに華を添えている。
氏康役に市内の高橋秀典さん
昨年に続き、パレードの武者隊に参列する三代・氏康公役は一般公募された。今年は小田原市内外から18人の応募があり、市内江之浦在住の高橋秀典さん(65)が選ばれた=写真下。手作り甲冑隊として活動経験がある高橋さんは「氏康公になりきりたい。乗馬の練習の成果をパレードで出せれば」と意気込みを語った。
神輿はなりわい交流館から出発
まち衆隊に参加する神輿は、パレードの前に松原神社、山王神社、大稲荷神社、居神神社、下府中富士見神輿連合会の5基がなりわい交流館横に正午から午後0時半の間に集合、0時55分に出発する。「大きな神社神輿が一気に担ぎ上がる様は一見の価値あり」と関係者は話している。
なりわい交流館から青物町交差点へ向かい、国道一号線を渡って国際通りから大工町交差点へ抜ける。大工町通りへ入った所では、小田原流の松原・山王・大稲荷神社神輿3基が合体して、木遣り一本で走る。その後、午後1時半からまち衆隊としてパレードに加わる。
新人加え3年ぶり小田原鳶職組合
まち衆隊のパレードで、みこしの渡御と同様、いなせな小田原を感じさせるのが鳶行列。2年連続で中止となっていた小田原鳶職組合(湯川寛組合長)の鳶行列が、3年ぶりに加わる。今年は4月に組合に加盟した新人4人が、初陣を飾る。
パレードは、組合員たちが木遣りと共に、纏(まとい)を振り練り歩く。纏は、長さ2m、重さは20kg以上もある。そんな纏を、腰を落としながらクルクルと回し、肩の上まで掲げあげ、前へ進む。纏の頭とその下の馬簾(ばれん)が大きく広がる様は、江戸時代の町火消しの姿を髣髴(ほうふつ)とさせる。纏は小田原城の天守閣に飾られているもので、今年は例年の3本から4本に増やす。組合に入って初の行列参加となる加藤亮さん(27)=写真左=は「腕だけでなく体全体でバランスよく回すのがコツ」と自分の感覚を掴んだ様子。「威勢の良い所を見て欲しい」とアピールした。
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