小田原・箱根・湯河原・真鶴
公開日:2013.12.14
西海子通り
保健所跡地を取得へ
文化・生涯学習施設として利用
小田原市は、西海子通りの保健福祉事務所跡地=写真=を神奈川県から取得すると発表。12月4日の市議会厚生文教常任委員会で報告された。7月に県が売却方針を決めてから半年。地元住民の「景観保護」運動が実を結んだ。
保健所跡地は、7月に県が、一般競争入札で10月に売却予定と発表。地元住民が景観保護などを理由に、市議会に8000を超える署名と共に入札中止を求める陳情書を提出した。
陳情を市議会が採択すると、市は議会の決定を重く受け止め、県に協議の継続を要請。県からは市の取得意思が明確にならない場合、1月の入札に再上程する旨を照会。回答期限を11月末にしていた。
市は副市長を委員長とする用地取得検討委員会を立ち上げ、取得を決定。11月29日に県に取得要望書を提出した。
保健所跡地は、約1000坪(3302・94平方メートル)。路線価で約4億円と言われている。市企画政策課では2014年度中の取得を県に表明しているが、予算措置の時期は未定。土地利用については、図書館移転や分散する収蔵施設の集約など、市が抱える課題の解決も含め、文化・生涯学習施設を建設するとしている。
売却反対運動をしていた地元住民からは「城下町に見合う施設を」との声があがっている。
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