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小田原・箱根・湯河原・真鶴

公開日:2014.02.22

消える”しゃれ横”のシンボル
商店会が壁画の貰い手募集

  • 長年に渡り通行者の目を楽しませてきた壁画

 小田原駅東口のおしゃれ横丁で通行者の目を楽しませてきた壁画が、4月を目途に撤去される予定だ。これに伴い、駅前おしゃれ横丁商店会では壁画の貰い手を募っている。

道路拡張により4月に取り壊し

 壁画が面する通路は今後拡張工事が行われるため、壁は一旦取り壊されてしまう。商店会の会長で、通り沿いの洋服店を営む杉山京介さんは、「昔からずっと見てきたものがなくなってしまうのは残念。観光客も記念撮影するぐらいの場所だった」と話す。商店会では壁画を有効活用してもらおうと、貰い手を募るチラシを作成。2月中旬から壁面に貼りだしている。

 壁画は、同商店会がハンガリーの首都・ブダペストの商店会と姉妹提携したことを記念して製作。ドナウ川沿いに広がる美しい街並みを描写した。よく通行するという親子は、「子どもが小さいときは足を止めてゆっくり眺めていた。寂しいですね」と感慨深げに語った。

 全長29mにもおよぶ大作は、高さ1・6m、厚さ1cmのパネル18枚から成る。壁画の引き取りは一部だけでも可能。ただし搬出は各自で。引渡しは4月以降を予定。

 問合せは杉山さん【電話】0465・23・5125。

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