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小田原・箱根・湯河原・真鶴 スポーツ

公開日:2014.05.24

お疲れさま『佐藤ルミナ』
修斗のカリスマが引退

  • 最後にリングで胴上げ

 市内出身・在住でプロ格闘家の佐藤ルミナさん(本名/留美奈・40)の引退セレモニーが5月5日、後楽園ホールで行われた。

 セレモニーには、ルミナさんとともに「修斗四天王」と称されたエンセン井上選手や恩師の木口宣昭さん、タレントの関根勤さんなど、数多くの著名人やファンが訪れ「修斗のカリスマ」の引退を見守った。

 ルミナさんは「約20年身を置いた総合格闘技『修斗』最盛期の熱気を思い出し、自然と涙が溢れた」と話した。引退の理由についてルミナさんは、故障の影響でコンスタントに練習ができなくなったことなどをあげている。今後は「修斗」の普及活動に努めるほか「家族との時間も、もっと大切にしていきたい。いずれ孫ができた時に、一緒に走り回りたい」と穏やかな笑顔を見せた。

 高校卒業後「修斗」をはじめたルミナさんは1994年にプロデビュー後10連勝。アグレッシブなプレースタイルが持ち味で、格闘技ブームを創ってきた。

後輩VS愛弟子

 セレモニーのメーンイベントとして行われたプロフェッショナル修斗25周年メモリアルマッチではルミナさんの愛弟子、土屋大喜選手と後輩の宇野薫選手が対戦した。

 宇野選手はルミナさんの引退発表に反応し、主催者に出場を直訴。これに長年ルミナさんの下、小田原で練習に励む土屋選手が呼応し実現した。土屋選手は打撃で良い場面もあったが、惜しくも敗戦。「悔しいが(宇野選手は)上手かった」と振り返った。

 試合後にはルミナさんがリング上で胴上げされ、大団円を迎えた。

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