寝技主体の関節技や組技を競う格闘技『ブラジリアン柔術』の全日本キッズ選手権大会が7月に都内で行われ、市内の総合格闘技ジムroots(ルーツ)(佐藤ルミナ代表)所属の蘆名篤(あしなあつ)君(城北中2年)と立川潤君(城南中2年)が優勝した。
脅威の6連覇
6年連続での日本一となった蘆名君。「昨年5秒一本を決めた、飛付き腕ひしぎ十字固めを狙っていたが決まらなかった。試合は練習通りにできた」と勝因を分析する。「練習がおもしろい」とプロを目標に掲げ、ほぼ毎日ジムで練習に励む。
栄光を掴んだ成長株
「緊張した」と大会を振り返る立川君。しかし「直前の試合を活かせた。練習でやろうと思っていたこともできた」と伸び盛り。得意のアームロックで優勝をものにした。
文武両道で3連覇
6月に行われた日本ブラジリアン柔術選手権大会では、宮地一裕さん(25)が3連覇を達成した。
大会を振り返り「特にプレッシャーはなかった」と豪胆ぶりが垣間見える宮地さんは、普段は東海大学の大学院で橋の研究をしている。「文武両道をモットーにプロ目指して続けていきたい」と希望を話した。