11月2日に都内で開催された「第40回 世界スポーツチャンバラ選手権大会」で、橘中学2年の松田実来(みく)さんが個人戦基本動作初段の部で3位に入賞した。松田さんはクラブ対抗団体戦基本動作の部にも田村勇樹さん(21)と桶作(おけさく)公一さん(44)とともに出場。3位となった。
大会は全国の市および県大会の入賞者に出場資格が与えられる。松田さんは2年ぶり2回目の出場で、初の入賞となった。
基本動作の部は、3人の審判に向かって面、小手、胴、足、突きの順番で5つの型を披露し、技のキレや美しさ、気迫などで勝敗が決まる。初段の部には約160人が参加、トーナメント方式で争われた。
「とにかく緊張しないようにリラックスすることを心がけた」という松田さん。持ち味の声の大きさと気迫で順当に勝ち進み、迎えた5回戦の対戦相手は昨年別のクラスで優勝した岩本空竜(くりゅう)君。「昨年のチャンピオンが相手だったので無我夢中で戦った」結果、見事勝利を収めた。準決勝で高校1年の山本華澄さんに敗れたが、「3位という結果が残せてよかった。来年は優勝を目指したい」と早くも闘志を燃やしている。
3人1組で争うクラブ対抗戦基本動作では、月に1、2度稽古に足を運ぶ横浜市神奈川区の「つばさクラブ」のメンバーとして出場。田村さんと桶作さんとの息の合った試技で3位を勝ち取った。
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