小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年1月24日
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鬼頭健朗(たけあき)さん(30)と田中謙吾さん(22)ら小田原警察署の16人が関東管区機動隊第一大隊の一員として昨年11月下旬から約2週間、福島第一原発周辺で警備を行った。その際に警備活動で立ち寄った、除染工事情報を発信する「とみおかほっとステーション」からこのほど、感謝の気持ちとしてしおりが届いた。
隊員らは同所を訪問した時、桜形のカードに被災者を励ますコメントとイラストを書き込み「コミュニティボード」に残した。これをもとに同所スタッフが手作りでしおりを作成。スタッフの思いがこもった作品にメンバーは感激している。
田中さんは「自分がデザインしたメッセージをまさかこんな形にしてもらえるとは。僕も元気がもらえる」と驚きを隠せない様子。鬼頭さんも「自分たちの活動に対して感謝の気持ちを表現して頂けたことはうれしい。今後の活動の活力になる」と話した。