小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2015年3月14日
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都内からの参加者も
ワークショップ「ソーシャルグッドなアイデアソン」が3月５日、ハルネ小田原うめまる広場で開催された。地域をより豊かにするために知恵を寄せ合い、解決方法や新たな取り組みにつなげ、実現するための活動資金調達の道筋をつけるのが目的。小田原市と民間の街づくり支援団体「ＳＯＷＮ（ソウウン）ＢＡＳＥ（ベイス）」の共催。
当日は、観光や農業の分野で小田原を盛り上げようと活動する３人がプレゼン。市職員や学生、個人事業主、サラリーマンなど、20〜50代の参加者61人がアイデアを交わした。都内から参加した高野哲矢さんは「小田原は魅力が多く、絞れないので推しきれていないのでは。スピード感があって楽しかった」と笑顔で会場を後にした。加藤憲一市長は「異業種の皆さんが一緒に知恵を絞り活発に意見交換をしている様は頼もしい」とコメントした。
ＦＡＡＶＯで地元を盛上げる
ワークショップで出たアイデアは今後、同団体が運営する地域クラウドファンディング「ＦＡＡＶＯ（ファーボ）小田原箱根」でのプロジェクト化も予定されている。
「ＦＡＡＶＯ小田原箱根」は、小田原市、南足柄市、開成町、松田町、大井町、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町、中井町、二宮町の地域活性化プロジェクトをサイト上で発表。全国各地の人から支援金を募ることができる。期日と金額を設定し、期日内に設定額が集まれば発案者に支払われ、支援者に「お返し」をする仕組み。地元を盛り上げたい人なら誰でも発案者になれる。齊藤修一代表は「想いを形にするには行動が必要。志を行動につなげられるよう全力で支援していきたい」と話した。
問合せは【メール】info@sownbase.com、【URL】www.sownbase.com。
