小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年3月28日
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市内城山の国際医療福祉大学を3月に卒業した鈴木宏基(こうき)さん(22)=人物風土記で紹介=が、日本野球機構(以下NPB)の審判員に採用された。
中学生の硬式野球チーム「小田原足柄リトルシニア」などで審判の経験を積んだ鈴木さんは昨夏、NPBが年に1回実施する採用試験に応募。書類審査や合宿、プロ野球の2軍キャンプ地での実技テストを経て、139人の中から4人の合格者に選ばれた。「素直にうれしい。でも、まだスタートラインに立っただけ。これからが本当の勝負」と鈴木さんは気を引き締める。
3月9日には研修審判として契約を結び、4月からは群馬県を拠点にプロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」を受け持つ。1年ごとに契約更新されれば、2軍担当の育成契約、1軍の本契約へと進んでいく。鈴木さんは「本当の喜びは1軍の試合に出たときに味わえると思う。技術向上に努めたい」と語った。
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