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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2015.05.16

ネパール地震
「東日本の恩返しがしたい」
市内で広がる支援の輪

  • ネパール人も参加した募金活動

 4月25日にネパールで発生した大地震を受け、小田原市内でも被災者を支援しようという動きが広がりをみせている。

 発生以降、募金方法を知りたいという電話が数件寄せられるなか、市は日本赤十字社神奈川支部の依頼で計4カ所に募金箱を設置。市役所2階総合受付カウンターにある募金箱には、5月12日までに計1万2100円が集まった。

 また、小田原白梅ライオンズクラブ(廣枝了三会長)は5月9日、小田原駅アークロードで街頭募金を実施。1日で寄せられた募金額は、32万8187円に上った。

 当日は、ネパール人で来日3年目のニラザン・マーラさん(21)も募金を呼びかけた。知人である会員のつてで参加したというマーラさんは、「友人たちは皆、無事だったけれど、ネパールのために何かしたかった。皆が協力してくれてありがたい」と語った。廣枝会長は「東日本大震災で日本は世界に助けてもらった。その恩返しをしなければ」と今回の企画趣旨について説明した。

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