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公開日:2015.09.19

富士見小 菅澤柚花里さん
卓球女子日本代表に
23日から台北で世界大会

  • 8月の東アジア大会では個人・団体で準優勝

 富士見小学校6年の菅澤柚花里さん(酒匂卓球キッズ所属)が、9月23日(祝・水)から台北で行われる「ITTFジュニアサーキット・チャイニーズタイペイ大会」に女子日本代表のメンバーとして出場する。



 世界の強豪が一堂に会するジュニアサーキットは、かつて日本代表として福原愛選手や石川佳純選手も出場した卓球の国際大会。日本代表チームは、日本卓球協会が全国から選抜した中学生4人、小学生2人の6人で構成される。菅澤さんはシングルス、ダブルス、団体で大会に出場する。



 今回が初の海外遠征となる菅澤さん。実力が上回る各国の中学生との対戦も待ち受ける大会に向け、直前までナショナルチームの合宿や世界ジュニア選手権の選考会に参加するなど準備に余念がない。



陳コーチの指導で頭角現す



 自宅の卓球場で5歳から本格的に競技をはじめ、練習を積んだ。また元中国代表で現在、石川選手らを指導する陳莉莉コーチの指導を受けてきた。すぐに頭角を現し、1年生の頃から常に全国大会では上位に進出。今年は3月の全国ホープス選抜大会(富山)で神奈川代表メンバーとして全国制覇したほか、4月のナショナルチームのメンバー選考会では16人中2位の好成績を収め、日本代表の座を掴んだ。



 さらに初の国際試合となった8月の東アジアホープス大会(大阪)では中国や韓国など強豪国の選手を次々に破り、シングルスと団体でそれぞれ準優勝を果たすなど活躍が続いている。



 毎日約4時間の練習に励む菅澤さんは、大会を目前に控え「世界中の強い選手の中で自分がどれだけできるか楽しみ。東アジア大会と同じように強気で、日の丸に恥じないプレーをしてきます」と決意を語った。

 

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