小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年12月19日
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小田原高校弓道部の加藤凌太君(2年)が、12月24日(木)から栃木県で開催される「第34回全国高等学校弓道選抜大会」に出場する。
11月8日に厚木東高校で行われた県予選で、2位の成績を収めた加藤君。「終始緊張で心臓バクバクだった」と振り返る。決勝では射詰め(失敗するまで射るサドンデス)の7本目で的を外すも、弓道歴1年半で全国への切符を手にした。
進学前の学校見学で、在校生の弓道姿に憧れを持った。入部直後の3カ月は弓に触ることもできず、ひたすら基本の「射法八節」三昧。鏡を見ながら型を確認し、地道な練習を重ねた。さらに、自他ともに認めるメンタルの弱さは、イメージトレーニングや自己啓発本を読むことで克服した。
初めての大舞台を前に、「緊張はすると思うが、いつも通りやれば勝てるはず。一生懸命やるだけです」と笑顔を見せた。