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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2016.01.09

来秋の雄姿を前に
二宮神社で鳥居御用材展示

  • 刃渡り120cmのチェーンソーを持つ甲斐健資さん=写真右。息子の文太さん(22)=同左=とともに、親子で林業に携わる

 報徳二宮神社は創建120周年記念事業の一環として、2017年秋の完成をめざし表参道の大鳥居を小田原産の木材で建立する。

 御用材の1本目に選ばれたのは、辻村山林に生きる樹齢250年以上の杉。11月末に甲斐健資さん(48)が全長32mの大杉の上部を16mカット。12月6日には伐採式を執り行った。衝撃で木が傷まないよう、倒す方向を熟慮して臨んだ甲斐さんは、瑞々しい切り口を前に「これだけ長く生きた木を伐らせてもらえるのは光栄です」と話した。

 杉は根元部分と鳥居に使う部分に分けられ、二宮神社に展示されている=写真右。本殿前の根元部分は常設、駐車場奥の鳥居材は1月13日(水)まで見学可。2月と3月には市民も参加できる伐採式が行われる予定だ。

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