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公開日:2016.04.02

ハルネ
全店で駐車サービス開始
購入数、来店頻度アップへ

  • サービス券は街かど案内所で発行

 地下街「ハルネ小田原」が、4月1日から車で来店しやすくなった。これまで駐車サービス券を独自に発行していた店舗も一部あったが、今後はどの店舗で買い物をしても発券の対象となる。

 今月から導入されたサービスは、ハルネ全25店舗の中で合計3000円(税込)以上の買い物をすると、周辺駐車場の利用が1時間無料に。レシートは当日分のみ有効で、館内の街かど案内所に駐車券とともに提示すると、1時間分のサービス券1枚が発行される。

 対象駐車場は、市民交流センターUMECOに併設の「小田原駅東口駐車場」や「小田原市栄町駐車場」など。サービス券は、午前9時から午後8時までは街かど案内所で発券されるが、それ以外の時間帯にも営業する店舗は各店での対応となる。

大量購入、子連れから歓迎の声

 3月末までは、7店舗がそれぞれの店舗の買い物額に応じて駐車サービス券を発行していたが、ハルネ利用者からは他店でも対応してほしいという声があがっていた。運営する湘南ステーションビル(株)や各テナント、小田原市が全店導入を協議し、サービス券の費用をハルネ側が負担することで、売上アップを目指す。ハルネ運営課は「車で来やすくなることで、購入点数や来店頻度が増えれば」と期待を寄せる。

 『朝ドレファ〜ミ♪』で米や野菜をよく買うという60代女性は「3000円以上買うことも多いので駐車代がかからないのは助かる」と話し、娘と買い物に来た20代女性は「電車で来ることもあったが、子連れのときは車の方が便利」とサービス開始を喜んだ。

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