小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年6月11日
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水道週間(6月1〜7日)に合わせ、小田原市は水道水の安全性やおいしさを感じてもらおうと6月4日、ハルネで啓発イベントを開催した=写真。
会場では、水道水と市販の飲料水の料金のちがいなどについての比較展示や、昭和11年から整備された市内の水道にまつわる80年の歩みを写真で紹介。丹沢から流れる酒匂川の水が、飯泉取水せきから浄水場を経て家庭に届くまでの過程を図解したチラシなども配られた。
水道水と市販の飲料水の飲み比べでは、正体を伏せた2種類の水を317人が試飲し、どちらの水がおいしいかを回答した。結果は水道水が153人、市販のものが164人。挑戦者からは「違いがあまりわからず、どちらもおいしく飲めた」といった声が聞かれた。
市水道局は「小田原の水道水がまずくないことを知ってもらえてよかった。安心と安全に加え、災害時に安定供給できるように努めていきたい」と話した。