川東タウンセンターのふらっとマロニエで7月5日、「あったかキッチンマロニエ」が開催され、大人と子ども計65人が集まった。
今回の試みは、子どもに関わる団体代表者や保育園園長、学生などで構成する”食”でつながる「子育ち」の居場所づくりプロジェクトグループが、数回のグループワークを経て実践した。多様な環境下で育つ子と一緒に遊び、食卓を囲んで大人と子どもがともに育ち合う心の居場所の創出を目指している。
午後4時に開始。子どもたちは用意されたゲームで遊んだり、竹を使ったウグイス笛やぶんぶんゴマを作ったりした。5時になるとスタッフがオムライスと温野菜、デザートを用意。子どもたちは手を洗い、給食のように盆を持って並んだ。ジャガイモ、タマネギ、コメ、デザートなどは協力者から寄せられたものばかり。盛り付けも「子どもたちと話す時間が多くなるように」とシンプルにした。
6月下旬の1回目に参加した子から聞いたり、学校で配られたチラシを見て来たという子どももいた。オムライスをぺろりと平らげた熊澤優太君(下府中小3年)は「卵がふわふわでとっても美味しかった。また今度も来たい」と笑った。
次回は、同所で7月22日(金)の午前10時から午後3時に開催予定(子ども無料、大人300円)。問合せは小田原市企画政策課【電話】0465・33・1253。