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秒速の世界にかける青春 城北工 新機械技術部

社会

公開:2016年10月8日

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磨いた操作技術をもとに大会に挑む
磨いた操作技術をもとに大会に挑む

 小田原城北工業高校の新機械技術部が、10月9日に埼玉県で開催される第28回全日本ロボット相撲の関東大会に出場する。

 自作のロボットによる相撲大会。プロポと呼ばれる送信機で操縦する「ラジコン部門」、あらかじめインプットされた戦術により戦わせる「自立部門」があり、同校からは両部門に計5機がエントリーしている。

 約8年前に製作され、毎年改良を重ねている同校のロボット。今年は3Dプリンターを活用してタイヤ部分を鉄製から樹脂製に変更したことで、軽量化に加え、壊れた際のスペアを手軽に量産できるようにした。

 取り組みでは、直径1・54mの土俵上を秒速約2mの猛スピードでぶつかり合う。勝敗を決するのは一瞬。勢いあまって土俵外に飛び出してしまうこともあり、正確な指さばきが求められるが、「機体を強くすること以上に、操縦技術を磨くことに専念してきた」と自信をのぞかせる部長の渡邉太一君(3年)。湯川慎一顧問(49)は「真正面からぶつかると、勝っても機体のダメージが大きい。操作力で脇から攻める戦いをしたい」と意気込む。

 自立部門に出場するロボットのアーム部分には、センサーが反応しやすい白色のボードを設置。相手が敵と誤認して突進してくるところをいなす作戦を立てた。

 過去の最高成績は、全国ベスト8。昨年に続き、まずは関東大会を勝ち抜いて全国大会出場を目指す。

「おとり」として設置したボード
「おとり」として設置したボード

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