小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年11月26日
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小田原市片浦地区で、グリーンレモンの出荷が最盛期を迎えている。
グリーンレモンとは黄色に色づく前に収穫したもので、香りが強いのが特徴。同地区の農家を支援しようと活動する小田原柑橘倶楽部が、グリーンレモンをサイダーやジェラートに加工販売していることで近年は流通量が増えているという。
農家の廣井博直さん(73)=写真=は、「労力の配分や販売期間の長期化につながる」とし、年間2tの収穫高の約2割をグリーンレモンとして早期に収穫する。食卓に常時レモンがあるという廣井さんは、「醤油の代わりに天ぷらや焼き魚にかける。塩分も控えられます」と活用法を話した。