小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2016.12.03
初代最優秀に加藤優善君
食協の減塩味噌汁コンテスト
小田原食品衛生協会主催の「第1回健康具だくさん味噌汁コンテスト」の表彰式が11月23日、ダイナシティウエストキャニオンステージで行われ、山王小6年の加藤優善君が最優秀賞に選ばれた。
地元のいいみちそを使い、野菜たっぷりで減塩、かつおいしいことを条件に競われたレシピコンテスト。加藤君は母の聖子さんと一緒に考えた、パプリカやアスパラガス、トマトなどを使った「カラフル野菜のミルク味噌スープとだしおにぎり」で、応募総数51作品の頂点に立った。
花田亮(まこと)協会長から賞状を受け取った加藤君はステージ上で、「嫌いな野菜を食べやすくしたいと考えたレシピ」と、意外なエピソードを明かした。
審査委員長を務めた、小田原短期大学食物栄養学科の中村眞樹子さんは総評で、「具を増やす、コクのある豆乳や牛乳を使う、香りのある野菜など具材に工夫する」など減塩のコツを紹介。「若い人の味噌汁離れが進むなか、小学6年生ながら上手に調理している」と加藤君のレシピを評価した。
その他の賞は以下の通り 優秀賞/野口友美さん・チームデザインこねこ株式会社、食品衛生協会長賞/海野栞里さん、岩上百合さん、小田原市長賞/石井章子さん。なお受賞者5組の減塩味噌汁レシピは、同協会といいちみそのホームページで公開している。
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