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公開日:2017.08.12

夢の舞台「全中」へ
競泳・陸上・空手道

 中学スポーツ最高の舞台”全中”に小田原の選手たちが出場する。競泳は鹿児島で8月17〜19日、陸上は19〜22日に熊本で、空手道は18〜20日に山梨で開催。

 全国各地の予選を勝ち抜いた中学生が集う全国中学校体育大会。競泳の岩渕立歩(りほ)さん(相洋中2年)は、自由形400mで4分28秒22、800mで9分15秒72と参加標準記録を突破し、2年連続の出場を決めた。昨年全国10位だった400mは、「決勝進出(8人)を目指したい」。レース当日に唐揚げを食べる岩渕さんは、大舞台でも”勝負メシ”をパワーに変える。

 陸上では、3年の砲丸投・下川優来君(国府津中)と800m・土岐優花さん(相洋中)が、7月の県選抜で自己ベストを更新。中学最後の夏に、全中デビューを果たす。

 下川君は、元選手の父や先輩の助言をもとに上半身のフォームを改善し、13m63で県を1位で通過した。ずっと胸に秘めてきた言葉は『雑草魂』。「独学で始め、地道にやってきた努力を発揮したい」(下川君)。一方の土岐さんは、県選抜で2分15秒88と自身の持つ記録を5秒短縮した。開催地のゆるキャラ『くまモン』がプリントされた大会Tシャツをすでに購入。「貴重なレースを楽しみたい」と笑顔を見せた。

 全国中学生空手道選手権大会には、相洋中が女子組手団体戦で昨年に続く2回目の出場。5月に出場権を獲得して以降、それぞれが技を磨いてきた。山本彩未さん(3年)は「練習したことを結果として出したい」と言い、全国初勝利を狙う。

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