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ダイナシティ内の「西武」撤退 新店誘致し営業は継続

経済

公開:2017年9月2日

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1・2階に売場を設ける西武
1・2階に売場を設ける西武

 市内中里のダイナシティに入居する西武小田原店が8月25日、来年2月末で撤退することを発表した。商業施設を運営する(株)ダイナシティは、ウエストモールの3割ほどを占める西武の売場に新たなテナントを誘致し、営業を継続していく。

 西武小田原店は、2000年にロビンソン百貨店としてウエスト内に開店し、04年2月期には売上162億円を記録。09年には(株)そごう・西武に統合し、13年に屋号を西武小田原店に変更した。昨年3月には、売場面積を半分以下に縮小し再生を図ったが、「営業不振に歯止めがかからなかった」と説明。今年2月期の売上は74億円まで減少していた。(株)ダイナシティの大嶌啓介社長は「地方百貨店の厳しさは以前より強く感じていた。営業を続けながらなるべく早い時期に区画を埋めて、オープンさせていきたい」と話した。

 イトーヨーカドーが入るイーストモールやTOHOシネマズなどのウォークは変わらない。

ウエスト3割が衣替え 再契約で残る店舗も

 ウエストモール内に入居する西武小田原店の売場は、食品館や化粧品などで1階フロアの半分、2階は婦人服などで3分の1ほど。撤退後、ダイナシティは食品館にイトーヨーカドーと差別化した店舗を誘致したい考えだ。他の売場に関しては、アパレルや美容、ジュエリー関係のショップが想定される。

 ただ、西武小田原店内で現在営業する店舗の一部は、ダイナシティと契約を結び直して出店を継続する可能性もある。大嶌社長は「地域のインフラとしてあり続けたい」と早期リニューアルを目指す。
 

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