新名学園旭丘高相撲部から伊勢ヶ濱部屋に入門した高木大貴君(3年)が、大相撲の新弟子検査に合格し、角界入りする。高木君は現在、福岡で開催されている十一月場所で前相撲に挑んでおり、明日11月19日(日)に新序出世披露を迎える。同校からの角界入りは昨年度に卒業した桜富士(矢野雄一郎さん/伊勢ヶ濱部屋)に続く2人目。
平塚市山城中から入学した高木君は、同級生の林怜哉君の誘いを受け、相撲部に入部。相撲経験はなく、当時の体重も60kgほどと決して体格に恵まれている訳ではなかった。だが地道に稽古に励み、2年時には団体戦で高校総体に出場。指導にあたった岸田光弘顧問は「怪我も乗り越え、一歩一歩ここまできた」と振り返り、水野浩学校長も「自分の可能性を見いだし、夢と堅実な目標を自ら選択した」と成長に目を細める。
進路には今夏まで悩んだといい、「先輩がいる伊勢ヶ濱部屋で、親方の元で相撲がとりたい」と決断したのは9月のこと。今後は一月場所でデビューして土俵にあがる予定で、「皆さんに恩を返せるように頑張りたい」と決意を語った。
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|