神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

ラグビーW杯 豪代表の事前合宿地に 城山競技場、ヒルトンを利用

スポーツ

公開:2018年6月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
城山陸上競技場で豪代表関係者を歓迎したラグビースクールの子どもたち(3月)=小田原市提供
城山陸上競技場で豪代表関係者を歓迎したラグビースクールの子どもたち(3月)=小田原市提供

 2019年のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会に出場するオーストラリア代表チームが、事前合宿を小田原市で行う見通しであることがわかった。市が、5月28日の定例記者会見で明らかにした。

 豪代表は、W杯で過去2回の優勝を誇る屈指の強豪チームだ。

 市では県西地域をラグビーで盛り上げようと、2016年に官民による小田原市ラグビー準備委員会を設立。委員会では19年大会に向け出場する代表チームの事前キャンプの誘致を計画。ラグビー強豪国であることに加え、同国ノーザンビーチ市と友好都市として交流が続いていることもあり、豪代表に狙いを定め誘致活動を行ってきた。

 18年3月には豪代表関係者が、国内候補地のひとつとして小田原を視察。加藤市長が小田原駅まで出迎え、グラウンドがある城山陸上競技場では小田原ラグビースクールの子どもたちが旗を振って歓迎した。関係者は根府川のヒルトン小田原に出向き宿泊環境やトレーニング施設、アクティビティなども視察した。

 豪代表側から「小田原で事前キャンプを行いたい」という意向がメールで届いたのは5月14日。この吉報に、小田原市ラグビー誘致委員会(準備委員会から4月に名称変更)会長の高橋敦朗さん(小田原ラグビーフットボール協会会長)は、「小田原でのラグビー普及に何らかのかたちでつながると思う。また、世界のラグビーファンに小田原の名前を知ってもらうきっかけにもなる」と期待を述べた。

 豪代表側から、競技場のラグビーポール付近に芝生がなく、安全面を考慮して芝生がある場所にポールを設置するよう要望が寄せられている。これを受けて市では、市議会6月定例会にラグビーポール基礎増設の工事請負費750万円の補正予算案を提出。「議決が通り次第、できるだけ早く事前キャンプ地の協定に調印したい」としている。

 計画では豪代表は、今年10月下旬からの7日間と、19年9月の大会開幕前の滞在を予定。また豪ラグビー協会から、20年東京オリンピック・パラリンピック種目の7人制ラグビー代表の合宿地として使用する考えも示されているという。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

甘柑荘が定期公開へ

小田原市板橋

甘柑荘が定期公開へ

「虎に翼」主人公モデルゆかり

4月20日

学生主役のステージ登場

ライブイベント小田原大合戦

学生主役のステージ登場

高校生中心に企画運営

4月20日

県1部昇格を目指す

社会人サッカー久野FC

県1部昇格を目指す

昨年度からリーグに加盟

4月13日

箱根町が先駆モデル地域に

オーバーツーリズム対策

箱根町が先駆モデル地域に

混雑緩和へ、今夏事業開始

4月13日

1市2町でプラスに

公示地価

1市2町でプラスに

バブル期以来の上昇基調

4月6日

新作はMFゴースト版

小田原市マンホールカード

新作はMFゴースト版

市内誘客 人気アニメ活用

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook