小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年7月28日
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海岸に打ち上げられた物を収集するビーチコーミング。砂利まじりの小田原の浜辺を歩けば、流木や海藻、波にもまれて丸くなったガラス片「シーグラス」といったお宝も見つかる。
これに混じって時折目にする赤や黄の小さな物体。よく観察してみると、キン肉マンやガンダムなどのゴム製ミニフィギュアや、菓子のおまけらしき小さな玩具=写真、御幸の浜周辺で収集。物によっては頭や手足がもげていたり、劣化によりカチカチに硬くなっているなど、相当の年月を経て海岸にたどり着いたと思われる。
全国のビーチコーミングに関する研究者らをつなぐ漂着物学会(本部・徳島県)によると、全国の海岸で収集される漂着物のなかで、フィギュアを含む玩具類は数が多いジャンルのひとつ。中国など海外から流れ着くものもあるが、「基本的には近隣の河川から海へ流れ、長い間蓄積された後に海岸へ打ち寄せられるケースがほとんど」。フィギュアは、世間で流行したピークから2〜3年遅れて発見されることが多いらしい。
それにしても、街中でもまず落ちていないフィギュアが、いかにして河川に落ち、海岸に漂着したのか。謎は深まるばかりだ。
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