戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 スポーツ

公開日:2018.09.01

全国関東
「手ぶらで帰れぬ」3位健闘
城南中 相撲部

  • 原尾主将(後列)を中心に戦った

 特設3年目の城南中学校相撲部は、関東大会団体戦で3位に入り、銅メダルを獲得した。

 初出場の昨年は実力差が大きく予選敗退。悔しさをバネに稽古に励んできたチームは、原尾文隆主将(3年)、依田蒼基君、星拓海君(2年)の前大会メンバーに、椿原将嗣君(1年)を加えた4人で再び関東に挑んだ。

 「経験を積ませよう」と先鋒に椿原君を据え予選を戦い、危なげなく全勝。未知の領域となる決勝トーナメントでは「手ぶらで帰らないようにしよう」と全員で気合を入れ直し、土俵にあがった。

 先鋒を星君に変更して勝ち進み、迎えた準決勝。ここで初めて先敗し、後がない中堅戦を任された原尾主将は、土俵にあがる際、足を滑らせ転んでしまう。場内から笑いが漏れ「緊張がほぐれて、逆によかった」。力が抜けた一番は、強い立ち合いから出し投げを決め、逆王手をかけた。大将戦では「自分の相撲ができなかった」という依田君が屈したが「去年を越えられた」とみな誇らしげな表情をみせた。

全国出場の夢叶える

 県大会で準優勝した原尾主将は、ただ一人全国大会への出場も果たした。予選リーグで強豪選手に当たってしまい、あえなく敗退したが「自分の夢だった全国に出られ、一つ目標達成ができた」と納得顔。「これまで県どまりで恩返しもできていなかったが、努力が結果についてくるようになった」と悔しさと手ごたえも掴んだ初舞台となった。

 今後も競技を続ける予定で「自分の強みである立ち合いに磨きをかけ、日々努力したい」と決意を新たにした。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS