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公開:2018年9月29日
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耐震補強工事とともに、北条五代に仕えたとされる風魔忍者をメインコンテンツにリニューアルが進められている小田原城址公園内の「歴史見聞館」。市がこのほどリニューアル後の展示イメージを公表した。映像や展示を通して歴史を学ぶとともに、触ったり動かしたりできるアイテムやデジタル技術も活用する参加・体験型の展示手法を採用。外国人観光客や親子連れも取り込みたい考えだ。
来館者は3つのゾーンを歩いて巡る。最初の「戦国シアターゾーン」では、映像で北条五代の歴史を学んだ後に小田原城を救う「忍務」が言い渡される。続く「忍術体験ゾーン」にはからくり屋敷や池があり、隠し扉などの仕掛けもある。最後の「小田原攻防ゾーン」では、動きを感知するセンサーを利用し、スクリーンに映し出される敵を協力して倒す。リニューアルオープンは2019年4月中を予定している。
歴史見聞館は1988年に開設。昨年度の有料入場者数は11万5千人だった。