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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2018.10.20

学びも「積小為大」
学習帳とぬりえを配布

  • 学習帳を手にする千代小の児童たち

 「おだわら学習帳」がこのほど、市内小学校の2〜4年の全児童に配布された。郷土の歴史や文化、産業などの解説が合間に織り込まれたノートで、配布は昨年に続き2回目。小学校1年生と公立幼稚園、一部の私立幼稚園の4歳児には、二宮金次郎が表紙の「おだわらぬりえ」が配られた。

 学習帳とぬりえは、もともと報徳二宮神社が参拝者向けに作成していたもの。好評であることから草山明久宮司らが発起人となり企業、団体、個人から寄付を募って市内小学校・幼稚園に無償配布を行っている。

 表紙に尊徳の教え「積小為大」と書かれている学習帳。開くと尊徳の生涯や教えが書かれている。寄贈を受けた千代小学校の岡部和明校長は「小さい頃から興味を持ってもらい、4年生での二宮尊徳の学習につなげていけたら」と話している。

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