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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2018.11.10

認知症を支える輪
ツクイでカフェ

  • アロマの香りに興味深々

 認知症の人を支える家族や介護の仕事に携わっている人に、同じ悩みを共有してもらおうと10月26日、荻窪の介護付有料老人ホーム「ツクイ・サンシャイン小田原」でオレンジカフェが行われた。西湘地域のツクイ7事業所が共同で企画した初めての試みで、約20人が参加。スタッフ15人ほども加わり、コーヒーや軽食を交えながら、和やかな雰囲気で進められた。

 スタッフによる認知症ケアの講習会や認知症予防のためのアロマスプレー作り、運動しながら頭を使う「コグニサイズ」の実践体験会も実施。認知症の父親をもつ60代の女性は「イライラするのではなく、受け入れることの大切さを知った。父とのいい時間をつくれれば」と感想を話した。小川正志施設長は「地域の中で、専門知識がある人、支えてくれる人との橋渡しができるよう、今後も時間と場所を提供していければ」と意欲をみせた。

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