児童養護施設 恵明学園が新校舎 温泉小跡地を活用

教育

掲載号:2019年6月1日号

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施設の子どもたち手作りの横断幕前であいさつする田崎吾郎理事長
施設の子どもたち手作りの横断幕前であいさつする田崎吾郎理事長

 箱根町立温泉小学校跡地(宮ノ下)への移転工事が進められていた、児童養護施設・箱根恵明学園および箱根恵明学園小学校の改築・改修作業がおおむね完了し5月22日、新校舎で竣工式が行われた。

 恵明学園は1946年、戦災・混血孤児の救済施設を前身に東京都世田谷区で発足。49年、箱根小涌谷に幼児入所施設と箱根幼児部を開設した。51年には施設の児童が通う小学校を敷地内に併設。養護と教育の一貫体制を整えた。

 同学園の移転計画が持ち上がったのは約3年前。温泉小学校(2008年閉校)跡地を利用していた温泉幼稚園が、17年に閉園になることがきっかけだった。箱根町は施設の有効活用を図るため、住民懇話会で出された「恵明学園に利用してもらってはどうか」との意見を添えて同学園に打診。学園側も協議を重ね、施設を利用する方針をまとめた。その後、宮ノ下地域での説明会や箱根登山鉄道、隣接する武蔵野旅館との調整や箱根町との協議を行い17年3月、箱根町議会の承認を得て、7月に箱根町と建物譲渡契約を締結。昨年3月に内装解体工事が完了、9月に改築および改修工事を開始し、今年5月に検査引き渡しを経て完成を迎えた。

70年の思い抱え心機一転、宮ノ下へ

 式典であいさつに立った田崎吾郎理事長は、温泉小学校135年、温泉幼稚園9年、合わせて144年の歴史がある地を使用することに対して感謝の言葉を述べ、「箱根駅伝など約70年親しんだ小涌谷の地を離れるのは寂しいけれど、新たな気持ちで、宮ノ下でやっていきます。地域の方々よろしくお願いします」と出席者に呼びかけた。

 式典後には内覧会と祝宴を開催。恵明学園小学校の二宮正隆校長は「20年前に新任教頭として温泉小に勤務した。再びこの地で児童教育に携わることができて喜びをかみしめています」と語った。

 25・26日には小涌谷から宮ノ下への引っ越しが行われ、27日から新校舎での授業が開始した。

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