ウガンダで「小田原会」 同郷の3人が活躍中

社会

掲載号:2019年8月10日号

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バイク便会社を経営する伊藤さん(左)と現地の従業員=伊藤さん提供
バイク便会社を経営する伊藤さん(左)と現地の従業員=伊藤さん提供

 アフリカ東部のウガンダ共和国で、小田原市出身の植村佳弘さん(38)、伊藤淳さん(37)=人物風土記で紹介=、青木真美さん(29)が活躍している。植村さんはJICA(国際協力機構)ウガンダ事務所で経済インフラの企画調査員として、伊藤さんはバイク便会社の経営者として、青木さんは青年海外協力隊の隊員として、それぞれの分野でまい進。ウガンダで出会った同郷の3人は、現地で「小田原会」なる飲み会をひらき、交流を深めているという。

 伊藤さんは「世界が変わる中で、イノベーションはアフリカで起こるのではないだろうか。30年、40年先、アフリカでつくったものを生かせたら」と目を輝かせる。2014年1月にウガンダへ渡り、人材育成会社を起業した後、16年5月に首都カンパラでバイク便会社を設立。地図も住所もなく、決済手段は現金のみだが、5カ国に囲まれた内陸のウガンダは「物流の拠点になりうる」と挑戦を続ける。ドライバー1人から始めた事業は現在、20人を雇用するまでに成長を遂げた。

 青木さんはカンパラから東に120Km離れたイガンガで、女性の経済的自立をサポート。現地の女性たちと共に、チテンジと呼ばれるアフリカ生地を使った洋服や雑貨づくりを行っている。

 独特の鮮やかな色遣いのチテンジは「元気をくれる不思議な魅力があります」と青木さん。6月に一時帰国し、小田原の上府中公園で開催されたカミイチに出店した。「興味を持っていただけてうれしかった。こういう形の国際協力、相互理解もあるのだと実感しました」と話す。青木さんは「女性たち自身で運営が成り立つように仕組みづくりに力を入れていきたい」と、残り半年となった任期の目標を語る。チテンジ製品は現在、小田原銀座通りの「きもの濱田屋」で販売している。

カミイチでチテンジ製品を販売する青木さん
カミイチでチテンジ製品を販売する青木さん

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