小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2019年9月14日
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2021年秋に開館予定の小田原市民ホールの緞帳デザインが市内在住の日本画家・芳澤一夫さん(65)の作品に決定し、賞状授与式が9月11日に市役所で行われた。
授与式には芳澤さん他、加藤憲一小田原市長、ホールを設計した(株)環境デザイン研究所の仙田満会長などが出席した。審査では公募で集まった22作品から、小田原の海や森などを表現した芳澤さんの作品が「多様性への共感を呼ぶ」と満場一致で決定したという。芳澤さんは「子どもたちの文化を育てていくホールの緞帳のデザインに関わることができうれしい」と喜びを語った。
また、会社経営者で小田原市在住の古川達高さんが緞帳を寄贈することも決定。加藤市長は「ホールの顔ともなる緞帳のデザインが決まり、完成が楽しみ」と話していた。