相洋高吹奏楽部 創部初の最高賞 県コンクールで朝日新聞社賞

教育

掲載号:2019年9月14日号

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吹奏楽部の部員たち
吹奏楽部の部員たち

 相洋高校吹奏楽部(井上哲顧問)が8月に行われた神奈川県吹奏楽コンクールの高校の部B部門で金賞と、同部初となる最高賞・朝日新聞社賞に輝いた。上部大会へ駒を進め、本日9月14日に千葉県で開かれる東関東大会へ出場する。

 県の頂点を意味する朝日新聞社賞に選出されたアナウンスが流れると、驚き交じりの歓声が場内を包んだ。34人の部員を束ねる松本雪部長(3年)は「まさか自分たちが獲れると思っていなくて、ただビックリ」、仲間と顔を見合せあったと振り返る。

 挑んだ楽曲はジョン・バーンズ・チャンス作曲『管楽器と打楽器のための交響曲第2番I・II・III』。昨秋譜面が配られ、今年に入り本格的に取り組んできた。妖艶さや緊張感が交錯する楽曲について「おどろおどろしい」「グロテスク」など各自が感じた印象を自由に言葉にし、イメージを共有しあった。「相洋はどこよりも、観客をのみ込むような爆音が出せるのがカラー」(松本部長)。加えて今年のチームは「みんな我が強い」。全員がタイミングを合わせれば、圧倒的な演奏になるはず―。練習中は「集中」をテーマに、合奏で洗いだした課題を、パートやセクションごとの練習に持ち帰り、一つひとつ確認しながら音を重ねていった。高校に入学し、初めて楽器に触れたという部員も多いなか、井上顧問も「当初どうなるかと思ったが、伸びてきた」と部員の成長ぶりに目を細める。

きょう東関東

 強弱の波が激しい曲だけに「集中力をどう保つか」という課題も見えた県大会。それでも、リトミックなど楽器から離れた練習を通じ自己表現力と協調性を高め、チーム力も磨いてきた。県1位の称号を自信に変え、東関東大会に挑む。井上顧問は「県代表として頑張ってほしい」と話し、松本部長は「音楽は楽しむ事が一番。私たちらしく気取ってきたい。観客の記憶に残る演奏になれば」と意気込んだ。

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