小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2019.10.05
10月でもノシノシ
小笠原さん宅のカブトムシ
小田原市西酒匂在住の小笠原清道さん(57)が飼育するカブトムシ。朝晩はめっきり秋めいてきた10月に入っても、いまだ立派なツノを上下に揺らしながら元気にノシノシと動き回っている。
50年以上も昆虫採集が趣味で、一年を通して何らかの虫を追いかけているという小笠原さん。少年たちの憧れの的であるカブトムシは「夏の風物詩。冷たいビールと枝豆よりも魅力がある」という。「飼育はできる限り自然に近い環境で」と特別な温度管理はしていないが、「10月でもこんなに元気だなんて」と愛おしそうに見つめていた。
生命の星・地球博物館の学芸員・渡辺恭平さんによると、カブトムシは温かい場所でエサを豊富に与え、オスならば単独で育てることで、11月近くまで生きる可能性もあるという。
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