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小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2019.11.23

仲間と研鑽した一杯で2位
池上さん(ひな珈琲)が焙煎大会に出場

 小田原市蓮正寺にあるひな珈琲の店主・池上直樹さん=写真左から3番目=が9月に行われた焙煎技術を競う「ローストマスターズチームチャレンジ」に、関東Bチームの一員として挑み、準優勝を果たした。

 日本スペシャルティコーヒー協会が主催する祭典の中で実施されたチャレンジ大会は、10人1チームで課題の豆を焙煎して競うもの。「常に新しい情報や技術を取り入れたい」と話す池上さんはBチームに参加した。

 審査は事前に課題となる豆が1チームに60kgずつ配られ、約2カ月をかけ「チームの味」を固めて、当日観客に振る舞って順位を決めるというものだ。今回課題となったのはブラジルのとある農園の「レッド&イエローカツアイ」という豆。池上さんは「万人に美味しいと感じてもらえるよう」浅煎り・中煎りの2種を持ち寄り、チーム内で試行錯誤を重ねた。最終的に大会仕様に香りを前面に出した他の参加者の味をベースに、「いよかんのような酸味、キャラメリゼしたナッツのような風味、メープルシロップのような質感」の一杯を仕上げた。

 大会後は参加者同士交流を深めたといい「良い刺激になった」と池上さん。「同じ豆でもここまで変わるのかという衝撃があった。新しい可能性にトライし続ける必要性を感じた」と振り返った。

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