ソフトボールの一層の普及を目的に、関東、東北、北海道のソフトボール協会役員らが一堂に会する「第14回東日本ソフトボールサミット」が11月30日、小田原市の大窪小学校で開催された。元ソフトボール女子日本代表監督の宇津木妙子さんも来校し、地域の小学生向けに親子教室を実施。ノックやトスバッティングを通じて、上達のコツを指導した。
大窪タイフーンや報徳ブレーブスなど、地元チームの少年少女が参加したノック練習。「もっと前に出ろ」「ボールを最後まで見て」「ナイスキャッチ」。シドニー五輪で銀、アテネ五輪で銅と、全日本監督として日本代表をメダル獲得に導いた名将が次々に放つ打球に、子どもたちは懸命に食らい付いた。鋭い打球を女子が素早く捕球すると「上手い。全日本にスカウトするぞ」と声を掛ける場面もあった。
一人ひとりに指導しながら「自信を持ってプレーすることが大事」などとアドバイスを送った宇津木さん。大窪タイフーンでキャプテンを務める大城玲士君(小5)は「『皆で助け合ってプレーすることが大切』という言葉が心に残った」と話していた。
その後の同サミットの懇談会では「日本の未来を託す、子ども達へのソフトボールの普及について」をテーマに各地の協会役員らが語り合った。
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