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小田原市 年度末までの復旧目指す 冠水被害のスポーツ広場

社会

公開:2019年12月14日

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被災した広場(10月13日撮影)
被災した広場(10月13日撮影)

 小田原市内の河川流域のうち、台風19号による冠水被害に見舞われ、現在も利用できないままになっている寿町の「酒匂川スポーツ広場」の復旧について、小田原市は12月9日、タウンニュースの取材に対し「2020年3月末までの完了を目指す」と回答した。

 同広場ではグラウンドの表土が流され、地面がえぐれたほか、大木や岩、握り拳大の石などが流れ着き、利用できない状態が続いている。

 市スポーツ課によると、同広場の被害は、10年9月の台風9号による冠水時より深刻で、復旧にあてる市の予算は「10年当時の約6400万円を上回る可能性がある」との見方を示している。

 9日現在、同課は「今年度末までに復旧工事を完了し、4月からの利用再開を目指したい」としている。

森戸川護岸 通行止め続く年度内に復旧工事業者決定か

 台風19号の影響で、小田原市東部を流れる森戸川の護岸の一部が崩れ落ち、被災から約2カ月となる12月9日現在も復旧が進んでいない。

 被害に遭ったのは、市内国府津の「ユーコープ国府津店」そばの護岸。同河川を管轄する県小田原土木事務所によると、護岸は全長約40mにわたり崩落。被災箇所には無数の大型土のうが積まれ、ブルーシートで被うなど応急的な措置が講じられているが、川沿いの土手は現在も一部通行止めが続いている。

 今後の対応について同事務所は「本格的な復旧は、年末に行われる国の災害査定を経て決まる国の予算を活用して進める。完了の目途は未定だが、今年度内には工事業者を決定したい」としている。
 

森戸川の護岸(10月19日撮影)
森戸川の護岸(10月19日撮影)

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