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小田原・箱根・湯河原・真鶴 スポーツ

公開日:2019.12.21

0からはじまる夢舞台
 オリックス勝俣選手が新入団会見

  • 緊張した面持ちから次第に自信に満ちた表情に変わった勝俣選手(手前)

 プロ野球オリックス・バファローズから5巡目指名を受けた箱根町宮城野出身の勝俣翔貴選手(国際武道大4年)が12月14日、大阪市内で行われた新人選手入団会見に出席。背番号0の真新しいユニフォームに初めて袖を通した。

 中学時代は小田原足柄リトルシニアでプレーした勝俣選手。緊張した面持ちで同期入団の選手たちと壇上に上がると「ドラフトで指名されてからあまり実感が湧かなかったが、今ここに座って湧いてきた」と挨拶した。プロ1年目の最初に掲げる目標は「開幕一軍」。2月1日から始まる宮崎キャンプを前に「まずは体をしっかり作っていきたい」と気を引き締めるとともに、集まったファンに対して「新人らしく全力でプレーします」と飛躍を誓った。

 また、年明け1月の入寮時には、「練習の疲れを取り、よく眠れるように」と抱き枕を持参する。「ユニフォームを着ると早く野球がしたくなる」と高校3年時のドラフト指名漏れから4年越しの夢を叶えた勝俣選手。大学4年間で広角に打ち分ける技術をさらに鍛え上げた中距離ヒッターが「日本を代表する選手に」という大きな希望を抱き、プロ第一歩を踏み出した。

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