小田原市立東富水小学校に12月6日、オーストラリア大使館のマイケル・ホイ参事官が訪れ、児童と交流を楽しんだ。
小田原が東京2020オリンピック・パラリンピックでオーストラリアのホストタウンになっていることを好機と捉え、親交を深めようと市が企画したもの。マイケルさんと同大使館広報文化部の山下昌一さんが講師を務め、オーストラリアのスポーツや貿易などについて6年生の児童に教えた。授業を終え、宮下琴葉さんは「日本とオーストラリアの関係がこんなに深いとは知らなかった。五輪では日本が負けたらオーストラリアを応援します」、高橋春生君は「輸出入の話を聞き、貿易についてもっと知りたくなりました」と感想を話した。
給食中は日本語と英語を交えながら、児童との会話を楽しんだマイケルさん=写真。「小田原はノーザンビーチとの交流事業も長年にわたって行われており、これまでも双方の間には強い絆があった」とし、「将来を担う子ども達と交流できたのはとても有意義だった。五輪を機に、この関係をより一層深めていきたい」と意欲を見せた。