小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2020年1月18日
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邦楽部の部員ら
昨年12月の「県高等学校総合文化祭 第22回高等学校日本音楽発表会」で、小田原東高校邦楽部が筝曲の合奏で優勝の栄冠に輝いた。同部は８月、高知県で開催される「全国高等学校総合文化祭」に出場する。同部の全国大会進出は10年連続。
「全国高等学校総合文化祭」は、文化部のインターハイとも言うべき芸術文化の祭典。同発表会で上位に入賞すると、県代表として全国大会への切符を手にする。
同校は近年、毎年上位に入賞してきた強豪校だが、順位は最高で２位。「今度こそは」と優勝を誓い、部員たちは週３日の練習を週５日に増やすなどし、懸命に稽古に励んできた。
発表会当日、緊張の中、部員14人が演奏したのは『三つのフェスタルバラード』。当時部長を務めていた新久保優奈さん（３年）は「すごく難しい曲で、緩急を付けながら全員で息を合わせるのが大変だった」と振り返る。全力で臨んだ結果、合奏を披露した13校のうち見事１位を獲得。10年連続での全国大会進出を決めた。
優勝の知らせを聞いた瞬間、「嬉しくて泣いてしまった」と新久保さん。顧問の萩原愛子さんは「努力すれば実現すると身をもって証明してくれた。本当に誇らしい」と笑顔で話していた。
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